お勧めのコーカサス本書評「秘境国」

こんにちは★

宵宮エメです。

しばらくの間、毎週2-3回は東欧関係の書籍をネタバレをしすぎない程度の書評を書きます。

ちなみにプロパガンダや忖度は嫌いなので、私自身の率直な感想です。


今回紹介するのは

です。

10年以上前の本なので、絶版ですがAmazonではまだ売られています。
https://amzn.asia/d/2LHtmZB

日本から見て?秘境といわれるような観光地ではない&有名ではない場所を美麗な写真と共に紹介している本です。

紹介されている国&地域を挙げると
・カーボヴェルデ共和国
・アンゴラ共和国
・レソト王国
・ブータン王国

本ブログのテーマである東欧&旧ソ連地域ですと、タジキスタン共和国や。コーカサスだとアルメニアやジョージア/グルジアの他に、何とアブハジア、ナゴルノ=カラバフがあります。

また私がこの本が良いと思ったのは、美麗な写真と共に書かれている紹介地域にある辛辣&凄惨な歴史についても書かれていることです。
例えれば「パンドラの箱」のような本ともいえます。
綺麗な風景写真の横にどす黒い人間の業がなした負の遺産と僅かな希望のある紹介文があるからです。
この「僅かな希望」が読後の不快感を感じない大事な要素かと私は思います。

もし気になる方がいたら読んでみてね★

【参考文献】
・アマナイメージズ ほか 写真・文(2011)「秘境国」パイインターナショナル

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